デザイナーのメモ帳
2024-06-06
印刷博物館の常設展とグラフィックトライアルに行ってきた感想
今日はずっと行きたいと思っていた、小石川の「印刷博物館」へ行ってきました!
常設展だけでなくグラフィックトライアルも開催中だったので、どちらもじっくり楽しむことに。
終始うはうはしてました。すっごくおもしろかったです!
今日はその感想をまとめてみようと思います。
memo
- 行った場所:印刷博物館
- 行った日 : 2024.06.06
- 料金 : 大人一般¥400
常設展
この常設展が、とにかくおもしろくて勉強になりました。
世界や日本の歴史をたどりながら、当時の印刷物の技法や目的について学んでいきます。
時代背景によっては、印刷物が情報を残したり伝達することであったり娯楽実用、そして学問の普及による印刷技術の向上と普及、戦時中は情報を伝えることとプロパガンダが印刷物の主たる目的になったりと、
古来から現代までの時代の歩みと印刷物の進歩を学ぶことができました。
私、日本史があまり得意ではなく常に丸暗記でテストに挑んでいた学生だったんですが、
この展示は「時代背景」×「印刷物の進化」のセットで学ぶことができたので、自然と歴史を学んでいくことも楽しく感じました!
それと、現代の話だと「DTP以前」と「DTP以降」では、一般的な商業用の印刷物がどのようなフローで制作され、編集者やデザイナー、そして印刷会社はどのような業務があったのか、が比較できる図なんかもあり、それがめちゃくちゃ勉強になりました。
DTPの登場により、デザインや製版の際の工数が格段に減って修正の手間も減ったことで、制作のスピードやクオリティも上がったと感じました。
あとは活字や木版のメリット・デメリットの比較や凹版印刷の種類など、様々な印刷技法の展示なんかもおもしろかったです。
デザイナーさんはぜったいに行ってほしいです!
本当に楽しかったので!!!
予約制ですが、活版印刷体験なんかもできるそうです。
(予約が埋まっていたので私は参加できませんでした😭💔)
最後にポストカードをいただけました!
かわいい〜〜
グラフィックトライアル
ちょうどグラフィックトライアルも開催していました!
こちらの展示では、さまざまな加工や印刷技法、使用するインキなどで見え方はどのように変わるのか、いろいろなパターンを繰り返した研究のようなものを見ることができました。
言葉だけではうまく伝えられないので、ぜひ見に行ってほしいです!
デザイナーさんの探究心に尊敬です。。。
本当に楽しかったです。
ぜひ行ってみてください!